2009年04月05日

[アイスピック]北朝鮮の「衛星」打ち上げで「冷静になれ」とはしゃぐ

歴史は繰り返す

2006年7月頃にも北朝鮮が衛星打ち上げと称して、弾道ミサイルの試験を行ったということがあった。
今回は北朝鮮が国際社会に向けて、4月4日〜8日の間に「衛星打ち上げを行う(=弾道ミサイルの試験)」と通告し、予告通りにミサイル発射の準備を整えている。これに対し、日本では予想される飛行コースとされる東北地方や首都圏において、迎撃ミサイルPAC-3の部隊を展開した他、日本海及び太平洋上にイージス艦を出動させ、北朝鮮から発射されたミサイル(政府では「飛翔体」と称している)の動きを監視するなどしている。
そんな中、東京都八王子市在住の特に一人の人は2006年7月頃と同じような左巻きめいていながら、下手な「左翼」よりも頭の悪いことをしたためている。

「ミニ日記」の内容

第1段落
まずは第1段落から。
北が衛星を打ち上げると言ってるそうだけど、とりあえずロケットが打ち上げの軌道から降下してこない限りは衛星なんだろう、って事にした方がいい気がする。降下してきたら遅いけど、核や爆弾でも積んでない限りは悪意があったとは言えないし。アメリカがイラクを攻めていまだに大量破壊兵器が出てきてないって例もあるのだから、ミサイルミサイル連呼するのは、たとえそうだとしてもやめといた方が、って感じではある。予定軌道よりロケットがおちてきた場合はいさぎよく空中爆破してくれ等、北に要請出した方が良かったんじゃないか?と。
まず、東京都八王子市在住の特に一人の人は北朝鮮という国が日本に対してどういう感情を持っているのかをきちんと理解するべきだろう。但し、マスメディア報道や北朝鮮事情通の情報によると、北朝鮮の「衛星打ち上げ」即ち弾道ミサイル試験は外貨獲得の手段及び外交カードとしてのものであり、直接日本を攻撃することを目的としたものではない。
又、北朝鮮が「予定軌道よりロケットがおちてきた場合はいさぎよく空中爆破してくれ」るとは思えない。北朝鮮は国際社会を敵に回してまでもこのような「打ち上げ」を強行している。このことを考えると、「予定軌道よりロケットがおちてきた場合」に「いさぎよく空中爆破」するとは思えないし、また、そのような「要請」を出した所で、それを北朝鮮が受け入れるとは考えにくい。どうも、東京都八王子市在住の特に一人の人の考える北朝鮮は相当融通の利く国家と考えているようだ。
第2段落
次に第2段落について。
北は、打ち上げ衛星の内容をご開帳するとか、なんかいい手段無かったんだろうかなぁと思う。打ち上げに失敗したら彼らは国内で「失敗した」とニュースしなくちゃならないわけで、それはそれで国の威信に関わるのだろうし。
打ち上げる「衛星」の内容は「試験通信衛星」としている。これは2006年7月頃の「打ち上げ」の時と同じ内容である。但し、どのような目的のものなのかなどははっきりとしておらず、そもそも、「衛星の打ち上げ」より、その「搬送手段」の試験に重きが置かれていることは誰の目にも明らかである以上、「衛星」は弾道ミサイルであることを隠蔽する目的があるというのが一般的な見方である。
又、仮に打ち上げに「失敗した」としても、北朝鮮国内では「失敗した」事実を的確に伝えない可能性が高い。発射台が舞水端里(ムスダンリ)という北朝鮮の中国・ロシア国境付近の辺境であることや北朝鮮国内ではメディアの情報規制が厳しく、体制を揺るがすような事実は一切伝わることがないからである。
更に、東京都八王子市在住の特に一人の人は以下のように続ける。
そうこういいながら、新型迎撃ミサイルのアイデアをSFネタに色々書いてたりするんだけども。いや、あるにはあるよ。でも誰も聞いてくれはしないだろうなぁ。SFネタとして放置!!
新型迎撃ミサイルのアイデア」を「SFネタ」として色々書いているらしいが、「誰も聞いてくれはしない」として公表はしないという方針を明らかにしている。この部分は本題とかけ離れているため本質的にどうでも良いことだが、敢えてツッコミを入れるとすれば、結構ありふれたテーマであるので意味がないとだけ言っておく。まあ、「誰も聞いてくれはしない」と毎度お馴染みのやらない言い訳を言って予防線を張っているのだが。
追記
更に、東京都八王子市在住の特に一人の人は脚注のような形で以下を追記している。
ていうか、戦術として、国境付近に自衛隊の空母を待機しておいて、向こうから撃ってきたロケットが想定軌道より降下したとかの段階で、迎撃ミサイルじゃなくて、追跡ミサイルを国境からこちら側に向けて空母か戦闘機から撃って、撃ち落とした方がよくないですかと(失敗ミサイルは自爆処理)。車だって後ろからなら簡単に追いつけるけど、対向車線の車を捕らえようとしても無理でしょ。それと同じ。でないとPAC3使いたいだけか?って感じ。
無理なことをできるかのように言って、逆に恐怖や不安が煽られるってよくないでしょう。いい加減冷静になってよって感じ >ALL
まず、現実において、日本海上にイージス艦2隻が配備されていることを知らないようである。ていうか、ミサイルを空母から発射されるミサイルや戦闘機でないと撃墜できないという発想はどこから来るのだろうか?どうも、PAC-3が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)として開発された経緯を知らないようである。
又、東京都八王子市在住の特に一人の人は「車だって後ろからなら簡単に追いつけるけど、対向車線の車を捕らえようとしても無理でしょ。それと同じ。」と述べているように、写真を撮る感覚でミサイル迎撃を考えているようである。だから、「追跡ミサイル」なんていうトンチキなものが出てくるのであろう。
それと、ミサイルのような飛翔体を「自爆処理」するという発想も意味不明だ。ミサイルを破壊するためのミサイルをぶつければぶつかった衝撃と飛翔体の噴射する火炎に衝撃で変形して漏洩したロケット燃料が引火したり、迎撃ミサイルの炸薬の作用などによって、空中で爆発すると考えるのが普通であろう。どうも、東京都八王子市在住の特に一人の人は全ての飛翔体は耐衝撃性の物質で覆われており、衝突があっても、飛翔体は一切変形せず、直ちに重なり合って運動を続けると考えているようである。
このことを考えると「無理なことをできるかのように言って、逆に恐怖や不安が煽」っているのは他ならぬ東京都八王子市在住の特に一人の人であろう。尤も、一番最後の記述から察するにこの件で一番「恐怖や不安」を感じているのも東京都八王子市在住の特に一人の人なのだろうが。
余談だが、東京都八王子市在住の特に一人の人は2006年7月の北朝鮮の「衛星打ち上げ」について、「どこかの村のどこかの家の悪ガキが、庭の置き石を自分の庭の池の中に立て続けにほおりこんで、「ボチャーーーン!!!」とやって嬉々と笑って喜んでる、っていう言わば釣りの状態なわけで、それに対して町内会でなんだかんだ言おうってのが今なわけで・・・。」と記述していたことを追加しておく(参考)。

余談

今回の北朝鮮の「衛星打ち上げ」に関連する書籍を紹介する。

posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 14:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットワーカー観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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