2006年08月13日

[怨み屋本舗]第5回

キモヲタ対決の話

コミケの日程に合わせたのかどうかは不明だが、今週は「デブス」のストーカー女下北リカコとレギュラー登場人物にもなっている十二月田猛臣(しわすだたけおみ)という超典型的なオタクの対決の話になった。

原作にはない世界最低の濡れ場

依頼人は「電脳探偵K」という特撮の主演俳優漆原正太郎だが、原作では「電脳探偵K」の漫画を書いている漫画家となっており、当然、外見も全く違う。
しかも、原作では、何処でどうやって知ったのか、下北リカコは漆原正太郎の事務所に上がり込み、自らの下手糞な同人誌(?)を見せつけた上、自らの書いた漫画の1コマが漆原正太郎の漫画にパクられたなどというような、意味不明な因縁を付けて、漫画家のアシスタントになろうとしていた。そういえば、CLAMPの漫画で「ちょびっツ」というのがあるのだが、アイスピック(dexiosu)なる者がその漫画は自分の作品「シガレットチョコ」のパクりだなどと証拠も挙げずに喚いていたという話がある。このアイスピック(dexiosu)氏もまた、この漫画に出てくる下北リカコに似ているメンタリティの持ち主だろう。
余談はさておき、TVでは下北リカコはスタンガンで漆原正太郎を気絶させ、無理矢理ベッドに連れ込むという、ベッドシーンが描かれていた。そこそこイケメンに「デブス」が絡むという日本、否、世界のドラマに於いて、史上最低の濡れ場ということは論を待たない代物だった。まあ、これはキャラクターの設定上、致し方ないのだが、やはり、個人的には漆原正太郎は原作通りの設定して欲しかったものである。

自らの行ったことを認識できない下北リカコ

漆原正太郎の依頼を受けた怨み屋はまず、下北リカコにシュウというホストを差し向けてナンパさせるが、不成功に終わる。若い女性に不人気という設定だが、こんな「デブス」にさえ気持ち悪がられるというのは不可思議だ。因みに、原作にはシュウの出番はない。
その後、ストーカーにはストーカーを差し向けるという「毒を以って毒を制する」戦法に出るのだが、情報屋の直ぐ隣の部屋に住んでいる十二月田猛臣というアキバ系オタクに白羽の矢が立てられ、マクロイン王国だか何だか知らないが、そのような所の上官の振りをして、情報屋が、十二月田猛臣に指令を下す。しかも、十二月田猛臣はこの「上官」の指令に従い、早速、下北リカコをストーキングするのだから笑える。因みに、原作では、怨み屋が指令を下していた。
いざ、下北リカコはストーカーされると、自らの漆原正太郎に対する行動を棚に上げ、被害者面をするのだから呆れる。まあ、この手の輩(例えば、他人については異様に厳しくそして辛辣に罵る癖に、いざ、自分が叩かれ出すとその相手を一方的に恨む奴など)は結構見てきているので、そう珍しくもないのだが、この辺まできちんと描けているのは素晴らしい。
原作でも、殺伐としたシーンの多い「怨み屋本舗」だが、この十二月田猛臣が登場すると一気にお笑い漫画に変化する。しかも、それが何の違和感ない変化であるから、驚嘆に値する。

役所の個人情報漏洩事件として決着

下北リカコは羽黒区役所住民課に勤務する公務員である。しかし、勤務態度は悪く、仕事が遅い。その遅さ故にクレームを付けてきた住民に対し、住基ネットの個人情報を抜き出しては嫌がらせを繰り返していたという悪行三昧だった。
十二月田猛臣にストーキングされた遺恨から住基ネットにアクセスして十二月田猛臣の個人情報を調べていたところ、以前、下北リカコに嫌がらせを受けた住民達が怨み屋からと思われる投書を持って区役所に殺到してきた。この住民達に対して、下北リカコは「身体が勝手に動き出すんだ」などと電磁戦隊メガレンジャーの歌詞の一部をパクったような愚にもつかない言い訳や「お前らの心が分かる」などと如何にも気の触れたような言い訳を繰り返した挙げ句、精神療養が必要として、区役所を馘にされたが、田舎に戻っても、相変わらず十二月田猛臣は追いかけている。あんな「デブス」にさえ、しつこくまとわりつく十二月田猛臣の守備範囲の広さといい情熱といい、常人の常識を越えている。
ラベル:怨み屋本舗
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 12:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 特撮・TV・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんな奴いないよ!と思っていましたがdexiosuや多田のような連中を見ていると……。
 自分自身が彼等のようにならぬよう、常に自省を心がけなければ。
Posted by Zephyranthes at 2006年08月26日 12:00
>Zephyranthesさん
私から言わせると、「怨み屋本舗」の登場人物は寧ろ、いてもおかしくなさそうな人が多いと思います。
まあ、漫画故、ややデフォルメされている嫌いがあったりしますが。
Posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 2006年09月11日 22:44
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