2006年11月16日

[核]核兵器製造能力は十二分にある日本

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所感

材料は十分揃っている
記事の中で、
長崎型原爆で使われるのは、核分裂を起こしやすいプルトニウム239の割合が約93%の兵器級プルトニウムだが、日本の原発(軽水炉)の使用済み燃料は不要なウランなどから分離・精製してもプルトニウム239の割合が65%程度にしかならない。
とあり、如何にも材料不足であるように主張しているが、だが、
軽水炉使用済み燃料から抽出したプルトニウムで、核兵器製造は“できる”とも“できない”とも言い切れない
というのは、「できる」と断言しているようなものである。というのは、日本人は概して婉曲表現を多用する民族である。それ故、このような言い回しをするのだが、これは婉曲に核兵器製造に必要な材料が揃っていることを意味すると解すべき表現である。
技術
記事の中で
長崎型の原爆では、100万分の1秒より高い精度で爆発を制御する「爆縮」と呼ばれる高度な技術が不可欠。原子力を平和利用に限定してきた日本では、爆縮に精通した専門家はいないという。
とあるが、確かに、核兵器がタブー視されている日本において、そのような技術を持った人間は存在しないと思われる。しかし、それに準じた技術を持つ者はいる筈だ。というのも、核兵器開発を前提にした高速増殖炉「もんじゅ」が存在しているからである。今は、ナトリウム漏れ事故(平成7年)のために高速増殖炉計画は長期停滞し、現在は運転再開に向けた改造工事が始まった段階であるものの、ここ最近高まっている国防強化思想(所謂ナショナリズム)の世論から、日本は核兵器保有に向けて動いていることは疑う余地はない
実験はサイバースペースで問題なく行える
最後のボトルネックは実験を行う場所ということになるが、当然、国土的な制約から、現実世界で行うのは無理がある。しかし、日本の高い電子計算技術を以ってすれば、簡単にシミュレーションが組める。つまり、サイバースペース上においてなら、幾らでも「核実験」が行える。記事の中で、
実験データの裏付けがないシミュレーション結果は、信頼性に疑問が残る可能性も否めない。
とあるが、そのようなものは、広島なり長崎なりの被爆状況のデータさえ持ち合わせていれば何の問題もない
記事の趣旨は「長崎型は無理」と言っているに過ぎない
記事の趣旨は核物理学者の弁を引用し、長崎型プルトニウム爆弾の製造は無理だと述べているに過ぎない。つまり、戦術核は難しいということである。しかし、広島型ウラン爆弾の製造の可能性は何も触れられていない。だが、技術も材料もきちんと持ち合わせており、実験の必要のない(現に、広島に落とされた爆弾は核実験を行っていなかった)戦略核なら、幾らでも開発可能であるのは論を待たない。
つまり、世界各国が憂いている日本の核武装化は決して杞憂ではないのである
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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