以前のメタルヒーローを思わせるゴーバスターズ
ゴーバスターズが昨日で最終回を迎えた。全体を通して思うのだが、特命戦隊ゴーバスターズはスパイ映画を意識したコンセプトであったため、本来の視聴者層より上向けの作りとなった。即ち、1991年度放送のメタルヒーロー(レスキューポリスシリーズ)「特救指令ソルブレイン」などと同じ視聴者層向けである。
何故ここで「特救指令ソルブレイン」が出てきたかというと、ヴァグラスのボスの名前「メサイア」と同じような名前の登場人物がいたためである(第21〜23話に登場)。余談だが、この「メサイア(メサイヤ)」が登場した回には前作「特警ウィンスペクター」の香川竜馬他がメサイヤを追跡するという名目で登場している。
ネット上のごく一部、否、特に一人の人において、「特命戦隊ゴーバスターズ」は「メサイア」を敵の首領の名前に使用していると言うだけの理由において「反キリスト的」と決めつけているようだが、おそらく、この特に一人の人は「特救指令ソルブレイン」を見ていなかったのであろう。否、精神年齢が「特救指令ソルブレイン」などメタルヒーローシリーズ視聴に耐えうるほどではないのであろう。
ちなみに、スーパー戦隊シリーズの視聴者層は小学生低学年くらいの設定に対し、メタルヒーローシリーズは小学生高学年くらいと言われている。
挑戦の続いたゴーバスターズ
シリーズ35周年企画的要素のある「海賊戦隊ゴーカイジャー」の直後とあり、「特命戦隊ゴーバスターズ」は色々と過去のスーパー戦隊シリーズにはない挑戦的な要素が多かった。例えば、等身大の敵と巨大化した敵(ただし、ゴーバスターズの場合、等身大の敵と同じ能力を有した巨大ロボ)との戦いが並行していたことや、バディロイドなる等身のパートナーロボットが戦隊メンバーに対応して存在していたため、ゴーバスターズは実質8人戦隊となっていたことなどである。それに対しキョウリュウジャーは
「特命戦隊ゴーバスターズ」の次に来る「獣電戦隊キョウリュウジャー」であるが、既存路線への挑戦が目立った「特命戦隊ゴーバスターズ」に対し、既存路線への回帰となるようだ。詳細はネタバレも含むため、触れないでおくが、初回メンバーが初めから5人編成であること、戦隊モチーフが子供に人気の恐竜であること、敵である「デーボス」が前作の敵「ヴァグラス」に比べて非常に分かり易い悪役であることなどを踏まえると、「メサイヤ」を敵の首領に据えたがために「反キリスト的」と決めつけるほど精神年齢の低い特に一人の人でも素直に楽しめるのではないかと思える。



