2005年08月22日

[コラム]政治は国民生活の延長線上にあるもの

ここ最近

郵政民営化法案が参議院で否決され、小泉総理が衆議院を解散させて以来、政治に関する話題で溢れている。公示が始まってしまうと、選挙絡みのニュースが制限されてしまうので、今のうちにマスコミも煽るだけ煽っているようだ。
そのお陰で、政治に対する関心も高まっているのだが、問題は山積である。

政治が良くならないのは政治家が悪いのではなく、有権者の怠慢が原因

私は政治をエンターテイメントとして捉える輩を窘めている。私が政治をエンターテイメントとして捉える輩に対して付けたレスと同じことが「普通でない普段 Unusualness of Usual Days」というブログで書かれており、我が意を得たりと思っている。
政治が良くならない原因は、政治家の資質よりも、そうした資質の低い政治家を選ぶ国民にあると思う(その他、官僚のコンピタンシーの低さも原因となっている)。選挙には行かないが政策には文句をつけるとなると最早最低な野次馬でしかない。
悪政を駆逐するもしないも有権者一人一人の双肩に掛かっているのだが、その自覚が余りに足りない。

マスコミというアジテーター

国民の政治への無関心(というより無責任)な姿勢は情報を伝達することを忘れ、ムーブメントを起こさんと企むマスコミの煽動が主な原因だと思える。
時として、政治への関心を煽り、世論を喚起するが、今の日本国民は兎角飽きやすい。余りにアジテーションが続くと逆に関心が薄くなる。
こうしたサイクルを熟知しているマスコミはそうした性質を悪用して、日本の政治を壟断し混乱させている。その方が、マスコミとしては自分の発信した「情報」が売れるからである。つまり、マスコミの金儲けのための煽動ということである。そのためには国政を滅茶苦茶にすることも厭わない。マスコミが政界を引っ掻き回した実績は小泉総理の比ではない。「守銭奴」ホリエモンも裸足で逃げ出すような拝金主義思想がマスコミ界に蔓延っている。

大切なのは確固たる自分を持つこと

兎角、日本人は個人主義であることを嫌う。しかし、今の世の中は趣味・嗜好だけを取り上げれば、個人主義である。日本人の持つ構造的矛盾が政治制度の矛盾を引き立たせている。
今までの集団主義のメリット(集団への責任転嫁)が忘れられないまま、個人主義となったツケが回ってきたという状態である。我が儘で無責任な国民の構造矛盾を解決しない限り、この国の政治は良くならない。
政治が良くなるということは自分たちの生活の向上にも繋がる。日本国の参政者は全ての有権者である。有権者一人一人の意識改革が真の政治改革へと繋がることを忘れてはならない。
他者への依存の前にまずは自分の足で立つことから始めなくてはいけない。


posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(3) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

日本は米国の飼い犬か?
Excerpt: よく日本は、内外から、米国追随ばかりで、プライドがないと批判されます。また、小泉首相も同様な批判の標的とされ、野党、マスコミ及び、所謂、知識人と称される人々から批判の嵐である事は、ご存知の通りです。 ..
Weblog: Yellow and Blues(親父の独り言)
Tracked: 2005-08-22 17:39

郵政民営化で日本壊滅
Excerpt:  greenさんから、「米国債を売却できない理由は何なのでしょうか」との質問を頂
Weblog: 1喝たぬき
Tracked: 2005-08-22 19:09


Excerpt: 本当に難しい問題だ…本当はエントリしたくない。
Weblog: otenbakaoru
Tracked: 2005-08-22 19:59
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。