2009年04月19日

[書評]ヤクザ的な人々に学ぶ負け知らずのススメ

商品

所感

ここ近年、ヤクザの心理学というような本や、宮崎学氏や安部譲二氏のような元ヤクザの書いた処世術のような本が話題になっている(余談だが、今回紹介する本の帯には「「六代目山口組司忍組長と小泉純一郎首相にケンカを学ぶ」の宮崎学氏も激賞!」という記述がある)。
それらの本とは一味も二味も違うのが今回紹介するこの本である。
この本で取り扱っている「ヤクザ的な人々」というのは組織暴力団に属する或いはしていたような筋金入りのヤクザとは訳が違う。どちらかというと、小粒であり、チャラチャラしていながらどこか強かでしぶといという小市民的な人物が多い。
但し、山田AG氏やアイスピック(dexiosu)氏のようなネットで話題になっているような連中が本に載っていないのがちょっと残念である。
私は彼らのような人物をよく観察しているが、この本にもそれに非常に近い人物が登場している。実際、アイスピック(dexiosu)氏など親族の経営する会社に「トランスフォーマーの変形紀行に関するアイデア」を求められた際、アイスピック(dexiosu)氏は「トランスフォーマーの企画書」のようなものを持ち込み、その挙げ句、10万円程の額を受け取り、その親族から「君ってヤクザ?」などと言われたことがあるという。
このやりとりを考えるに、アイスピック(dexiosu)氏のような人物もこの本で取り上げるのにふさわしい人物であると言える。
ネット上にもよく見かける小粒だが強かでしぶとい小市民的な「ヤクザ的な人々」について書かれたこの本はそうしたネット観察者達に薦める1冊であると、私は考える。
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 21:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

[三浦しをん]まほろ駅前多田便利軒

直木賞受賞作家の話題作


最近、本屋でよく目にするので、このブログでも取り上げてみることにする。
この小説はまだ読んでいないので、「読書感想文」というのは書けないが、今回は読まずにイメージしたことを書いてみる。

架空都市に興味

物語の舞台となる「まほろ市」であるが、これは東京都にある架空の町である。「市」と付いているので、特別区ではなく、都下の方に思えるが、有楽町か何処かの書店では宣伝用のボードに駅前地図が掲載されていたが、どうも、23区の何処かっぽい雰囲気のようである。私は最近ご無沙汰が過ぎているが、「架空鉄道」において、このような架空都市の設定をしたものも作ったことがあるので、この辺に関してはちょっと五月蠅くまた、興味もある。

多田便利軒とは何か?

多田便利軒の業務内容だが、ちょっとキナ臭い案件を処理するもののようだ。決して「特撮オンブズマン」のような類ではないので注意が必要である。何か「怨み屋本舗」に近いものがありそうだ。ただ、「怨み屋本舗」に比べると血生臭くなさそうだが。

コミケへ行くときにでも読んでみることを勧める

まだ買ってもいないので何とも言えないが、私個人的には例えばコミケに行くときの往復の電車内とかで読むのに適していると思っている。私は、元々コミケとは縁がないのだが、この機会にでも、この小説を読みながら、コミケ会場にでも行きたいものである。
ラベル:三浦しをん
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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