2006年06月17日

[コラム]福井日銀総裁叩きに見る日本人の狂気の問題

村上ファンドは確かに悪いことをした

先のニッポン放送株取引では、村上ファンドはインサイダー取引と見なされるような行動を取った。これは大いに問題がある。しかし、それ以外に関しては、強引なやり口であるが故に民事訴訟となった事例は数多あるが、インサイダー取引のような公的な問題はないと考えられる。

私は村上ファンドに元より批判的なスタンスだったが

私は以前の記事において、村上ファンド或いは村上世彰氏を「仮面ライダー555(ファイズ)」に登場したオルフェノクという怪人に例えるような記事を書き、村上ファンドを批判してきた。
[コラム]村上ファンドはまるでオルフェノク」では、村上ファンドの志の低さを中心に、同じ「モノ言う株主」である糸山英太郎氏との比較で論じた。
[村上ファンド]村上世彰氏逮捕される」では、村上世彰氏逮捕から数日経った後の記事であるが、村上氏の後ろ盾はオリックスの宮内義彦氏であることから、宮内氏は「オルフェノクの王」であるとし、村上ファンド絡みで宮内氏が追い込まれるであろうことを示唆している。
[ライブドア・村上ファンド]詐欺師同士の醜い争い」では、ライブドアの経営幹部だった宮内亮治氏が村上ファンドに騙されたというような発言を受け、ライブドアだって個人投資家を騙してきたのでお互い様ということから、村上氏と宮内氏の反目は「オルフェノク同士の争い」と例えたものである。
私が特撮マニアであるが故、村上ファンドを語る上において、仮面ライダーファイズは欠かせない。仮面ライダーファイズが企画されたであろう2002年頃の東映スタッフは、ファイズの敵のボス的存在であるローズオルフェノク・村上峡児の名前やキャラクターを考える際に村上世彰氏を相当意識したに違いないとさえ思えてならない。

突如として浮上した福井日銀総裁問題

小泉政権において、村上世彰氏の逮捕は、直接的ダメージを与えるものではないと考えている。ただ、オリックスの宮内義彦氏を通じては小泉政権的に繋がっており、村上氏逮捕が小泉政権打倒を目論む霞ヶ関と野党勢力の陰謀としては理に適っている。
しかし、村上氏と深い繋がりのあったオリックスの宮内氏ではなく、福井俊彦日銀総裁が叩かれたのだろうか?

狙いは木村剛

この霞ヶ関と野党勢力の小泉政権転覆計画において、オリックスの宮内氏の足下を掬うのは簡単でないのか、或いは村上ファンド問題が一気に片付いてしまう(或いは霞ヶ関や野党勢力にもダメージが来る)恐れがあると見なしているのかどうかは知らないが、宮内氏は今のところ平穏無事である。
その代り、今大いに叩かれているのが福井俊彦日銀総裁である。福井氏は、KFi株式会社を設立した木村剛氏が傾倒して止まない人物である。つまり、福井氏バッシングは木村剛氏バッシングに結び付けようとする反小泉勢力の悪辣な企みである。

坊主憎ければ袈裟まで憎いを信条とする日本人の特質を悪用する霞ヶ関とマスコミ

日本人の悪い性質の一つとして、「坊主憎ければ袈裟まで憎い」という短絡思考が挙げられる。政治的な事柄について無闇に批判を煽るマスコミ記事や市井のブロガーの記事もその信条を意識下において書かれている。それ故、冷静な読者が筆者のそうした性質を伝えても、明確な悪意が存在していなく、書いた本人からすれば、そうした冷静な読者の意見を素直に聞き入れず、場合によっては筆者がキレ出すということさえある。筆者は善意のつもりであるからだ。
こうした知性の低さを積極的に悪用しているのが霞ヶ関である。霞ヶ関は屡々マスコミに叩かれることのあるが、それでも尚、隠然とした力のある集団合議形フィクサーとして日本に君臨している悪辣非道で狡猾無比な存在である。霞ヶ関は屡々、自らを(形式的に)叩いているマスコミを利用し、気に入らない政治家・財界人を追い落とし、自分達の権力基盤を忽せにしていない。また、霞ヶ関内部同士の権力闘争においても、マスコミを利用しているという。

霞ヶ関の陰謀に乗せられないためには

こうした事件は霞ヶ関によって作られる。霞ヶ関は積極的に悪意を以て動いているが、マスコミやその論調に乗せられる国民は善意を以て動いている。だが、その「善意」というのが曲者で、時として、「仮面ライダーファイズ」の映画の村上峡児の台詞に象徴されているように、殺人さえ「善意」であれば正当化できてしまうような代物である。
このような「善」の皮を被った悪意に騙されないためには、事件の裏で何が起こっているのかを感情を排し、冷静に見抜く力を持たねばならない。マスコミは感情を煽れば煽るほど儲かるビジネスモデルで動いている。こういうマスコミ報道に流されるのは実に愚かなことである。

国民が冷静に悪意を見抜く力を備えていなくては調査報道のビジネスが成立しない

扇情報道に流される国民が多くいるが故、政権打倒→政権奪取を試みる野心家の跳梁跋扈は留まることを知らない。マスコミリテラシー教育はこういう悪意に満ちた野心家の出現を阻止する上で重要なものになる。しかし、今の日本の教育はこういう知性を育む教育を疎かにし、煽動者と愚民による悪政が布かれることを意図しているようである。大昔のギリシャ民主制末期の悪政と酷似している。
よく、日本には調査報道が存在しないという話が聞かれるが、それはマスコミの怠惰という部分と国民の知性の低さという2つのことが原因である。否、マスコミの怠慢も知性の低さが原因とも思えるから、究極において、日本人の知性の低さ故、調査報道が成立せず、扇情報道が成立するという状況にある。
狂気のスパイラルを絶つには、知性の涵養が肝要である。
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2006年05月15日

[民主党]独眼流党首小沢一郎

今日書店で

幸福の科学という宗教団体の系列出版社の総合誌「the Liberty」なるものを読んだのだが、その中に今度民主党党首になった小沢一郎を評した記事があった。

小沢一郎と伊達政宗に何の共通点があるのか?

その記事の後半にはどういう訳か、独眼流伊達政宗と比べたような記事があったのだが、大体、東北地方の出自があるということ以外に両者には共通点がない。

伊達政宗は江戸時代のキングメーカーか?

もし、小沢一郎の前世が伊達政宗なら、伊達政宗は江戸時代初期、今で言うところの「キングメーカー」的な立場にあり、裏で政治を動かしていたことになる。そのような話は寡聞にも聞いたことがない。何故なら、伊達政宗の立場は数ある大名の中の一人に過ぎなかったから。
「the Liberty」は、小沢一郎は野党的だといっていたが、とんでもない。田中角栄・野中広務なき後、政界を裏で操る「キングメーカー」たる人物こそ、小沢一郎なのであるから。

野党的な独眼流の生まれ変わりは与党的な闇将軍だってさ(一笑)

純ちゃんにパクられた角サンの2番煎じのマニフェスト

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2005年12月06日

[ニュースコラム]酒政連事件と造反者潰し

酒政連の贈賄が今になって判明した謎

全国小売酒販政治連盟(酒政連)の本支部による政治献金が2000年から2004年にかけて、寄付やセミナー会費などの名目で計300万円以上、現職閣僚側にも渡っていたことが2005年11月頃になってやっとニュースになった
各マスコミは「政治家と業界の癒着ぶりが、改めて浮き彫りになった形」と報じたが、きちんと調査報道を行っていれば、このようなことは酒類小売業の免許規制の撤廃に対する緊急措置法が成立した2003年4月、遅くとも2004年中には明るみに出てもおかしくない話であり、政権交代を望む反権力的なマスコミにとって小泉政権を揺さぶるいい材料となる(とマスコミが考える)筈なのだが、それが何故今頃になって明るみに出たのだろうか。

酒類小売業の免許規制の撤廃で窮鼠となった酒屋

酒政連は小泉総理大臣の敢行する規制緩和政策に異を唱えていた。酒類小売業の免許規制の撤廃によって加盟している小売店の売り上げが落ちるからだ。
現に、その規制緩和のおかげで酒類を安く販売するディスカウント店や24時間営業のコンビニ、ネットでの通信販売が行われ、近所の酒屋から酒類を買わなくなった。まさに苦境に陥った酒屋の我田引水的裏技である。

与野党を問わず小泉総理の周囲を取り囲ませるよう働きかけた酒政連

酒政連は規制緩和の本丸である小泉総理に献金する訳が無い。意志の強い小泉総理に働きかけたところで突っぱねられるのは想像に難くないからである。
だから、酒政連は麻生太郎外相や小杉隆議員らを中心に与野党を問わず周辺に働きかけた。そういう意味において、酒政連事件において小泉総理は「無傷」と言える。

総選挙圧勝を受けてどんどん造反者として潰される

この前、増税を訴えた谷垣禎一財務相が歳出削減を訴えた竹中平蔵氏らに「形を変えた抵抗勢力」の烙印を押され、小泉総理も竹中氏らを支持し、増税よりまず歳出削減を政策に盛り込んだ。
その結果、谷垣財務相の17年も前のスキャンダルを暴露させ、谷垣氏ら増税派へ圧力を加えた。小泉総理へ弓を引いたとしてバッシングされたのである。
酒政連の件が総選挙後の11月に明るみに出たのも、こうした小泉改革(≒規制緩和)に反する全てのものを排除する動きと無関係とは言い難い。

谷垣財務相の次に潰されるのは誰だ?

所謂「麻垣康三」と言われるポスト小泉総裁候補だが、まず「康」の福田康夫氏が外交政策の違いから脱落。続いて、「垣」の谷垣財務相が税制改革の行き違いで脱落した。そうなると次は酒政連絡みで落とされる人が出てくる。
マスコミなどでは酒政連事件において酒政連の本部のある目黒区を地盤に据える小杉隆氏があたかも立役者であるかの如く扱われているが、一番多く献金を受け取ったのは麻生太郎外相であることを忘れてはならない。つまり、酒政連から多額の献金を受け取った件を絡めれば「国民の理解」を取り付けた上で(収賄を行った政治家へのイメージは悪い)、「麻」の麻生外相を蹴落とすことは何時でも可能である。
酒政連事件が明るみに出た背景には、衆議院の3分の2以上の議席を獲得して調子付いている小泉総理の改革に反する全てのことを排除したい意思があり、酒政連から多くの献金を受け取った麻生外相へ圧力を与える肚であると言える。
尤も、麻生外相が「特定アジア」へ強気を見せる外交政策を掲げる以上、そう簡単に振り落とされそうにはないが。
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 12:10| Comment(2) | TrackBack(2) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

[ニュースコラム]杉村太蔵はガルマ・ザビだ

今、国民から最も人気のある政治家

杉村太蔵というと、弱冠26歳で衆議院議員に当選し、政治家となった人物であることは周知の通りである。実は「機動戦士ガンダム」にもこの杉村太蔵氏によく似た特徴の登場人物がいる。それは、ジオン公国の権力者の血筋を持つ、ガルマ・ザビその人である。このガルマ・ザビもまた、若くて国民人気の高い「政治家」として描かれている。

女性問題はどうなったのだろうか?

話はガラッと変わって、以前、杉村氏は「週刊ポスト」にて「恋のから騒ぎ」に出演していた人と交際し、dexiosu森本浩司氏の言うところの「犯し捨て」されたというスキャンダルが出ていた。
これに関して、杉村氏は一切コメントをしておらず、マスコミを避け続けた。序でに、大仁田厚氏も避け続けた。そのため、真実は今も尚闇の中である。

杉村氏はナンパ師?

夕刊フジのブログがあるのだが、ここでは杉村太蔵氏が「軟派」であることが触れられている。ウブに見えるくせに、随分と積極的なのだろうか?私は疑問に思う。
というのも、私の知人にとある東京都立大学附属高等学校第43期同窓生の者がいるのだが、彼は女性経験が全くないにもかかわらず、「女誑し」と中傷誹謗されたという過去があるからである。このことから、杉村氏もそのような誤解があったのかもしれないと、私は考えている。
夕刊フジのブログにて以下の記述があり、それが杉村氏は「ナンパ大王」ということの根拠にしている。
いきなりあたしの傍でムフムフと含み笑い。渋谷のセンター街で男の子がナンパの前によくやるヤツだ。
何のことはない。綺麗な女性を見かけた女性経験のない男は大概「ムフムフと含み笑い」してしまうものである。もし、しないのならば、そいつは所謂「ブス専」か「堅物」或いは、通りすがった女性が不美人と見られたと考えても良かろう。つまり、杉村氏の反応は一般的な初心な男の反応でしかない。ナンパの前兆と考えるのは自意識過剰である。
杉村氏は女性を自意識過剰にさせる何かがあるのか?

まだまだ続く週刊ポストの記事

今度は、こちらのブログから。週刊ポスト(11/18号)にて、前述の件とは別の女性問題も出ている。
浜崎あゆみにそっくりとされているその女性だが、杉村氏に二股をかけられたという。
もうここまで来ると、何が真実だか分からない。ただ、一つ言えることは、杉村氏はこうした「事実」をネタに強請られているのではないかということである。
人気のある人間にはどんな世の中にだって、その失脚を心より願う人間が出現する。一部のブログでは、「年寄り」のせいにしているが、私は「同級生」だと思う。杉村氏の「同級生」が誰であるのかは不明だ。「被害者」の女性かもしれないし、その周辺にいるオトコ達かもしれない。いずれにしても、杉村氏の失脚を願う連中が割と「近く」にいるのかもしれない。そうでなければ、ここまで生々しい話は飛び出さない。

庶民の中に隠れる悪意ある人間

こうした悪意のある人間は「権力の側」にいないケースが多々あり、その悪意を大々的に追及されないでいるケースが多い。その一つの事例がdexiosu森本浩司氏である。
dexiosu森本浩司氏は女性クリエーター集団CLAMPなどを中傷誹謗し続けたりして、ネット上でこそ様々な所から様々な形で追及を受けているが、未だに訴訟等には至っていない。これもまた、力のなさを理由に法の裁きを受けずに済んでいる実例に他ならない。
杉村氏の件も恐らく、何らかの「悪意」ある人間が失脚を狙って仕掛けたものと考えられる。
真実は闇の中にある。その闇の中から真実を探り当てるのが、マスコミの使命であろう。ただ売り上げを伸ばさんがために「被害者」の言うことを鵜呑みにしてはならない。

ガルマ死すとも

「機動戦士ガンダム」では、ガルマ・ザビが地球連邦軍に加担するホワイトベース隊との戦闘で戦死している。ジオン公国軍総帥ギレン・ザビはこの弟の死さえ利用して、戦意高揚の演説を行った。
実在の「ガルマ・ザビ」杉村太蔵氏が失脚しようと、自民党はそれさえも党の宣伝に使いのかもしれないのだろうか。結局、杉村氏の女性スキャンダルを煽っている連中もまた、自民党の絶大なる支援者でありパトロンなのだろう。
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(2) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

[政治]ブログと起業家精神が齎した自民圧勝

自民党圧勝の原因はブログにあり!?

杉村太蔵関連でブログ検索をしていたら、こんな記事を見つけた。
自民党圧勝の原因はブログによるものという。

政治家のブログは禁止?

現行の公職選挙法ではネットでの選挙活動が禁止されている。選挙期間中、殆どの政治家のホームページで更新が止まったのもその影響である。
しかし、それは政治家本人或いは秘書などの関係者に限られている。つまり、一般の有権者は選挙期間中であろうと無かろうと自由に政治に関して意見でき且つ「政治活動」も出来る。
因みに、政治家のホームページ保有率が最低なのは共産党だという(参考)。
尚、現職の政治家でブログを有している人は少なくない。当ブログの左側のリンク「ブログリンク(政治家)」はその一部である。マツキヨの役員で今回初当選となった松本和巳氏は政治に無関係なものも含み3つブログがあるという。

自民党支持を表明しているブログは民主とのそれの2倍だった

ある調査会社の調査によると、明らかに自民党支持のブログが民主党のそれよりも多かったという。
起業家精神(アントレプレナーシップ)を発揮し、果敢に挑戦する姿勢を変えない小泉氏への支持が、今の鬱屈した日本の情勢を変えるとして圧倒的だったこともあるが、何より、選挙戦略も新しい試みがなされていたという。
自民党には、世耕弘成氏という元NTTの広報マンだった人がいたり、竹中平蔵氏というグローバル化する世界情勢に精通していたりする人がいたりした影響で、小泉以前の自民党とは一線を画す柔軟な戦略が組めたのではないかと思われる。アントレプレナーシップの面目躍如である。
その一方で、民主党の戦略は余りに杜撰で、新しい試みにチャレンジすることを恐れていた嫌いがあったように思える。それは自民党以外の政党も同様なのだろう。特に、民主党の場合は従来アントレプレナーシップを発揮できていた分、支持者離れが酷かったのかもしれない。

国政も社会も変革の鍵はアントレプレナーシップ

小泉自民党支持の本質は鬱屈した今の日本を変えようとするアントレプレナーシップにある。今までの日本は問題先送りで責任逃れを続けてきた。その結果が今の国家財政赤字だと考えられる。
しかも、この問題先送りの無責任体質は全国民的に浸透しているだけに重症である。無意味に政治批判するマスコミに、何でもかんでも政治家や官僚のせいにする国民。これらは無責任体質の産物である。
嘗て、土光敏夫氏がこんなことを言っていた。
官尊民卑は民が卑しいからだ
何故「民」が「卑しい」のかというと、「官」に頼るくせに文句ばかり言うからだという。つまり、アントレプレナーシップのない「民」は「官」以下であると喝破したのである。
因みに、土光氏はかなりきつい表現を使ったりして「怒号敏夫」などと言われていたりしたが、実直な人だったという。
話が逸れてしまったが、ネットを駆使した時代に適合した戦略を含み、自民党がここまで圧倒的に支持されたのはアントレプレナーシップの齎した結果である。
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

[ジャーナリスト]鳥越俊太郎と及川政治

鳥越俊太郎氏、直腸癌で入院

「桶川ストーカー事件」で著書を出したフリージャーナリストの鳥越俊太郎氏が直腸癌で入院、癌の摘出手術を受けるという(ニュース記事)。
癌を斬るとは如何にも硬骨漢らしい。

真実を追求するニュースの職人

この機会に鳥越俊太郎氏についてネットで調べてみたところ、2つのインタビュー記事が見つかった。どちらにも鳥越氏が「ニュースの職人」を自称し、ジャーナリストとしての強いプロ意識に基づいて仕事をしていたことが分かる。
アイムプロダクトの記事では、日本国内で刑事の家庭訪問でネタを仕入れるだけでは虚しいとして渡米したことや、田中真紀子氏がヨイショされていた時期に敢えて批判を行ったこと、辛辣に批判されても必要以上に落ち込んだりしないことが紹介されている。
また、イー・ウーマンの記事では佐々木かをり氏との対談形式となっている。こちらはインターネットの問題やテレビ出演に関するエピソードが中心であるが、印象に残ったのは「ニュースは欠陥商品」という話である。ニュースは拙速であることが求められる故、「欠陥商品」となりがちである。つまり、起こった事件をすぐさま伝えることが優先され、事件の本質の追求は二の次となってしまうからである。
鳥越氏は速報の欠陥を補う(事件の真実の追求)ことに心血を注いでいたようだ。常に自分の目で事件の現場を視察する現場主義が鳥越流ジャーナリズムの真骨頂といっても過言ではない。

一方の及川氏

鳥越氏のような硬骨漢がいる一方、こんなヤクザ紛いのジャーナリストがいる。その名は及川政治である(やじうまWatch9月30日付記事参照)。
事のきっかけは及川氏の奥さんと江ノ電バスとのトラブルであるが、極めて攻撃的な口調で罵っていた。ついこの間、悪し様に政権批判をしていた人間を窘めた矢先の出来事故、驚きを禁じ得ない。
この話には更に続きがあり、バスの乗客の証言によると、悪いのは及川氏の奥さんの方だという。何か、ここまで来るとヤクザの恐喝そのものとしか言いようが無い。
及川氏のブログが2ちゃんねるに発見されるや否や「祭り」に発展。最早止まることを知らない状況である。第2のネイサンズ事件とも言える事件だろう。
これに関しては、dozre氏のブログ#104氏のブログでも紹介されている。
前述の鳥越氏のインタビュー記事にて
インターネットって、まったく知らない人、しかも全国の人が自分の文章を読んでくれる、そして場合によっては反応が返ってくるという世界に踏み込んだわけです。それも世界中に広がっているネットワークだと。
という記述があるが、及川氏などはこれをちゃんと理解していたのであろうか?及川氏に限らず、ネットでブログと称して個人の恨み辛みを何の躊躇も無く綴っている人間が他にもいるのだが、これを理解した上でやっているとは思えない人間が多すぎる。こういうのは所謂「毒舌」とは訳が違い、他人に一方的に不快感を与えるだけで全然面白くない。それならば、反感を買うのも当たり前だろう。そうした単純な因果関係すら理解できない蒙昧さが今回の事件の原因なのだろう。

自分の弱さと向かい合うことから始めよう

話は再び鳥越氏に戻すと、ふらっと人権情報ネットワークに鳥越氏のインタビューがある。主題は子供の教育問題で鳥越氏の過去のエピソードを交えて語っているが、及川氏などの問題に対する示唆とも言えるような内容も含まれている。
ぼくが「自動販売機症候群」と呼んでいる現象があるのですが、自動販売機はコインを入れてボタンを押せば欲しいものが出てくる仕組みです。ところがコインを入れてボタンを押したのに商品が出てこなかったらどうしますか。掲示されているメーカーへ連絡するなり、販売機を置いている店の人に言うなりすればいいけど、いきなり蹴っ飛ばすなど実力行使に出る人もいます。これを「キレる」と表現していますが、トラブル解決の手順を大幅にショートカットしている。こうした現象はおとなの間にも蔓延していますね。
これなどは前述の及川氏などにまさに当てはまる現象だろう。
最後に、鳥越氏は以下のように述べている。
コンプレックスを抱えて苦しんでいる子どもたちにぜひ伝えたい。弱みは誰にでもあるし、弱い部分も含めて自分なんだと。大事なのは弱みを強みに変えることなんです。物事には必ずプラスとマイナスの両面がある。「こんな自分はダメだ」と後ろ向きにならず、「こんな自分だからこそできる」と考える。今、マイナスはできるだけ隠したり消したりしようとしますよね。だけどそれは非常に単純な、人間の本質を知らない人の発想です。弱点を認めたうえでどう対応するか。それを考えるのが人間であり、人生だとぼくは思います。
私は、この鳥越氏のメッセージをコンプレックスを抱えて苦しんでいる全ての人間に是非伝えたい。
追記
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 13:15| Comment(0) | TrackBack(3) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

[ニュースコラム]ネイサンズ事件

ネット上で大分物議を醸している

ホットドッグの売り子が仕事中に写真付きでコミケに来ていたオタク連中をキモいと評したことが総選挙と並んで、話題になっている。事件を纏めたサイトもあるので、
腐された相手がオタクだけあって、その鬱屈したパワーに圧倒されてしまうが、意外にもオタク連中の攻撃的な批判より、ホットドッグの売り子の問題、それもオタク叩き自体ではなく、仕事中に、写真付きで、会社等が分かるような形で、名誉毀損を行ったということが問題視されている。

オタクがキモいということ自体は否定できない

私はコミケにこそ行かないが、特撮や鉄道が好きなど、オタクとしての要件はある程度持っている。いわば、オタクの一員だ。
一言でオタクと言っても色々で、世間では「イケメン」で通っている人の中にも、オタクの人がいる世の中となった。その一例が「仮面ライダー龍騎」でスーパー弁護士北岡秀一を演じた涼平氏である。
また、私など所謂「萌え」に対しては非常に疎く、また嫌悪さえしている。嘗て架空鉄道で「かにれいる」なる者や「通りすがりの堀田」なる者がいて、彼らの悪評も手伝い、かなり「萌え」を好むオタクなどに対して強い偏見を抱かざるを得ない状況となった。「キモい」ということに限定すれば、鉄チャンのNARU氏も含まれるだろう。NARU氏もかなりのアニメオタクらしいが。
前述のようなイケメンなオタクが出てきても、今尚所謂「キモヲタ」は健在だ。この前の海洋堂主催のワンダーフェスティバル(通称ワンフェス)にも、この様な風体のオタクが来ていたからである。因みに、この風体の男だが、コミケには出入り禁止を言い渡されたらしく来ていなかったようだ。

コンプライアンス教育は学校でも教えるべき

今回の事件の本質はオタクをキモいと腐したこと自体ではなく、仕事中にインターネットを使用することの問題となっている。
軽率な言動がきっかけで会社の信用毀損に繋がるという大問題故、その売り子を雇っていたネイサンズはトップに謝罪文を掲載した。こうなると、最早オタクがキモい云々ではなく、コンプライアンスの問題となってしまう。
今、名だたる企業では所謂コンプライアンス(遵法精神)の教育に力を注いでいる。こうしたコンプライアンス教育は正社員はおろか、契約社員にも及んでいる。但し、困ったことに学生アルバイトなどへはそれがきちんとできていない状況もあるようだ。
こうしたコンプライアンス教育を家庭でするよう主張する者もいるが、社会に出ないと何がコンプライアンスだか分からないし、そもそも、コンプライアンスに対して疎かった今の40代以上の親が子供に教えられるのかどうか怪しい。
やはり、学校で道徳或いは社会教育の一環として教えるのがベストではなかろうか。
個別の批評
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(2) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月10日

[心理学]当選するには見た目が大事

ニュース記事

Yahoo!

所感

人間の顔は普段の性格態度によって形作られるようである。
そういえば、リンカーンは大統領選に出馬するに当たって、髭を蓄えて威厳のある顔立ちに変えたといわれている。
posted by 須藤雅史@多摩急行電鉄 at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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